成長ホルモンがあれば身長は伸びやすいのか?

背を高くするために有効とされる成長ホルモンの分泌促進や投与。しかし他の栄養が足りないと意味は無い。

他に必要なものがないと意味がない!

身長を伸ばすために特に重要な栄養・成分として有名な「成長ホルモン」

しかしこれをたくさん分泌させたり、サプリメントで大量に補給したところで必ず身長を高くできるわけではありません。

体を大きくするには優れた栄養バランスのとれた食事が重要だと言われます。そして十分な睡眠をとること。この作用のサポートとして適度な運動が必要とされます。

この一連の流れのなかで、成長ホルモンが担う作用は「睡眠」の段階で特に力が発揮されます。深く、適度な時間の睡眠は成長ホルモンをたくさん出してくれます。これにより、体を大きくするため、つまりは身長を伸ばす作用が引き起こされます。

そのため成長ホルモンが足りない、だからアルギニンなどで補おうとなるわけです。

この考えは間違いではありません。いろいろ問題がありますが、ここでは、その成長ホルモンが働きかける対象の有無について書いてみます。

どういうことかというと、あくまで体の材料はたんぱく質(アミノ酸)を中心にできるています。さらに数多くのミネラルやビタミン、その他細かな栄養が全て揃うことでようやく体の各組織が十分に発達します。

ですから、いくら成長ホルモンが大量に用意されても、それが働きかける栄養、材料が揃っていないとどうにも体は大きく、身長は高くなりません。

身長を伸ばすとなるとどうしてもみなさん視野が狭くなりがちです。悩みが大きな分野なので仕方がありませんが、あれがいい、と聞くと早速そこばかり試して、今まで良かった部分まで悪くしてしまって結局全体が悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

ダイエットもこれに当てはまります。典型的ですね。で、結局いつの間にか続けられず前のままに戻ってしまう、そしてまた新しい情報を手に入れて試す、また止めてしまう…この繰り返しです。

背を高くすることを単純に考えすぎでは?

身長を伸ばすことは単純に可能な問題ではありませんし、これをやれば効果が必ずあると言われる分野でもありません。身長を伸ばすのに必要なことは明らかになっていますが、それを実践しても効果が表れるのが非常に遅くなるためその対策が功を奏したのかどうかさえ分かりにくくなります。

背を高くするには、何か一つが欠けても難しいと思います。どれか一つが欠けていても他が優れていればカバーできて何とかなる。そんなうまいことにはいきません。運動がダメだから勉強で頑張る、このようにはいかないのです。非常にデリケートなバランスが重要になります。

確かに成長ホルモンは必須ですが、生活習慣・食生活・ストレス、あらゆるものが一定水準以上ないと背を大きくする作用は見込まれません。自分に何が足りないのか?これを素直に見極めることは非常に難しいことです。

散々無茶な生活習慣をやっているのに、それを認めず大丈夫だと言い張り、自分に足りないのは成長ホルモンだ!と勝手に決め付けても思い通りの背の高さにはなりませんよ。

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