アルギニン~身長を伸ばすと噂されるアミノ酸

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概要・チェックポイント

アルギニンは身長を伸ばすと言われます。でもそれは飛躍した話。本当の意味とは?そして身長180cmの私が飲まない理由とは何か?

あのサッカー選手がこれで身長を伸ばした

アルギニンはアミノ酸の種類です。スポーツドリンクにも多少入っており、誰もがが取ったことのある栄養です。このアミノ酸を飲むと、成長ホルモンの分泌量が増える作用があるとされています。

成長ホルモンは身長を伸ばすのに必ず必要な要素です。料理の食材が豊富でも料理人がいなければ料理が完成しないのと同じ。つまり、いくらたんぱく質や亜鉛、マグネシウムなど身長を伸ばすための栄養が豊富でも、成長ホルモン(料理人)が不足していれば身長(料理)は高くなりません。

サッカー選手のメッシ選手が、小さい頃に身長が伸び悩む症状であると判断され、バルセロナ(スペインのサッカークラブ)から資金援助を受けて成長ホルモンの注射を受けることで低身長を克服した話がとても有名です。

あなたは無理・不可能

メッシ選手のように、成長ホルモンによる低身長症の改善は「注射」によるのが一般的です。注射は血液に直接成長ホルモンを投与するため、ほとんど無駄なく体内に入り作用します。身長を伸ばす目的で成長ホルモンを取り入れるなら注射がベストです。

しかし注射は子供の頃に、低身長症と診断されない限り受けることができない治療です。ただ単に今より3cm身長が欲しいと言っても注射を受けることはできません。

アルギニンは誰でもできる方法

注射以外で成長ホルモンを増やすにはいくつかの方法があります。

運動や筋トレなどで体に一定以上の負荷をかける、夜ぐっすり眠るなど普段の日常生活でも成長ホルモンはいつもより分泌されます。しかし低身長症で投与する成長ホルモン量はこれら日常生活で補える量ではありません。それが可能ならわざわざ子どもの腕に針を立てる必要はないからです。

ではどうすればたくさんの成長ホルモンを分泌させることができるのか?その答えが、アルギニンというアミノ酸の摂取となっています。

他のアミノ酸はいらない

BCAAなどスポーツ目的で販売されるアミノ酸サプリメントの場合、だいたい1回分が2000~3000mgであることが多いです。この場合、いくつものアミノ酸すべての量でこのグラム数です。となると、この中のある一つのアミノ酸量は僅かな量です。

しかしアルギニンなどある一つのアミノ酸に着目した場合、その作用をはっきりと引き出すにはまとまった量が必要です。そのため、ある単体アミノ酸だけのサプリメントの場合、一回分が3000~5000mgほどでパッケージされているのが目立ちます。つまり、それぐらい一度にとらないとそのアミノ酸の力を享受できないからです。もちろん、この量は各アミノ酸により違ってきます。

アルギニンの力を引き出すには、同じく、3000~5000mgほどを夜の睡眠前に取ると効果的であるとされています。夜は誰でも睡眠中に成長ホルモンが分泌されるので、その出やすいタイミングに合わせることでさらに引き出す事を狙っています。もちろん確立された話ではないので目安の話です。この量を守れば効果が高かったり、さらに飲めばもっと効果が出るとかそういった話ではありません。

仮にこれだけのアルギニンを取るなら、アミノバイタルなどの有名なアミノ酸サプリメントでは全く足りません。ああいったものは他種類のアミノ酸が入っており、アルギニンを3000mg取ろうとすると約6袋も取ることになります。そのためアルギニン単体(ex.ダグラス社)か相性のいいアミノ酸との組み合わせタイプ(ex.HGHシールド)のものを選ぶ必要があります。

アルギニンでないと難しい

もし身長を伸ばす目的でアルギニンサプリメントをとるなら、同時に、姿勢を良くすること、ジャンクフードなどの偏食をやめて、良質のたんぱく質とミネラルを含むバランスのとれた健康的な食事をとること、適度な運動が勧められます。これらは特に成長ホルモンを増やすことと関係ありませんが、どれも身長を伸ばすのに好条件のことです。

もちろんこれらを全て整えても身長が伸びる保証など全くありません。前提として確実に身長を伸ばす方法などありえないことを理解して下さい。ただ、身長を伸ばす仕組みは明らかになっているため、その状況を自らよりよい方向に持っていくことは可能です。それがアルギニンの摂取であったり、姿勢改善、食事改善であったりします。

姿勢や食事はどうにでもなりますが、成長ホルモンをたくさん増やすことだけは簡単にできません。それをカバーさせようとする考えがアルギニン摂取になるわけです。ただ先に書いたように、仮に成長ホルモンがたっぷり出たとしても、骨の材料が不足していたり、骨が成長しようとするチカラ、余地がないと意味がありません。こういった身長を伸ばすのに適した栄養バランス、体内環境を作る栄養サプリメント(ex.HGHデルタバランス)も販売されています。これもまた身長を伸ばす効果があるわけではなく、必要とされる栄養補給にとどまることはよく理解しておく必要があります。

身長180cmの私が飲まない理由

私は子どものことかなりグーグーと寝ていたため、おそらく成長ホルモンの量は多かったのではないかと想像します。だから身長180cm以上になったのかもしれません。もちろん全然関係ないかもしれません。そんな話なのです。だからアルギニンをいくら飲んだ所で思ったとおりに成長ホルモンが出るのかも不確かですし、出たとしてもそれで身長が伸びるとかの保証はどこにもありません。期待していいものなのかも分かりません。

でも一応このような話があるので、私はアルギニンサプリメントは飲まないようにしています。本当はこの成長ホルモンが及ぼす作用(皮膚や髪などいろいろ言われています)に興味があるのですが、身長のことがあるので避けています。もういい大人の年齢なので、さすがに伸びたりはしないでしょうが、あまり過剰に成長ホルモンが出ている人は先端巨大症という症状を引き起こします。顎や頭の一部の骨の成長が止まらない症状です。

私にとって若干大丈夫か?と思えることもあるので、あまりアルギニンはたくさん取れないよなあ…といったところです。ただこれで分かるように、骨が伸びているんですね、成長ホルモンが潤沢にあると。でも身長に作用しなければ、全く嬉しくないことにもなりかねるのです。いろいろと難しいですね。


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