トップ > 身長を伸ばす【栄養】 > マグネシウム 身長の伸びに必要な栄養素
『身長の伸び=カルシウム』という図式は確実ではありません。間違ってもいませんが、それだけでは伸びないよ、ということです。そして最近身長の伸びに必要と言われる栄養素がカルシウムと大きく関係していきます。それが『マグネシウム』です。
マグネシウムはカルシウムとのバランスが重要とされています。その比率は『約2:1=カルシウム:マグネシウム』とされています。ところが、日本では(世界は不明)昔から『牛乳を飲めば身長が伸びる!』という定説が強く残っています。現に牛乳なんとか協会?か何かのCMで、飲めばデカクなる的なCMが流れていますが、あれはちょっと極端な気もします。
なぜなら、カルシウムの吸収と利用には、必ず先ほど言ったマグネシウムとの比率が必要になるからです。特に現代の日本人は、食生活の欧米化やスナック菓子やジャンクフードの過食などで、マグネシウムの摂取はかなり減っています。そのため、さきほどの2:1の比率を守れている人はかなり少ないでしょう。
そして、マグネシウムが足りていない状態で、さらにカルシウムを摂ると、足りないマグネシウムを骨から溶け出させて再利用します。そしてその際にカルシウムまで一部連れて行ってしまいます。そして余分なカルシウム摂取自体も、排泄と同時にマグネシウムを一緒に連れて行きます。
つまり、マグネシウムが足りない状況では、カルシウムを摂ればとるほど骨が弱くなる、つまり背が伸びるチャンスを失うという事になるのです。これじゃダメですよね。
マグネシウムは、緑黄色野菜、納豆や豆腐などの豆類、穀物全般、ひじきやわかめなどの海藻類、アーモンドやチョコレートなどのナッツ系に多く含まれています。チョコレートやアーモンドはお菓子中心なので、食べすぎると太りますが、それ以外の食材を見てみると、欧米食やジャンクフードにはちっとも入っていない食材ばかりですよね?この時点でマグネシウムが足りていないと感じる人は多いのではないでしょうか??
コンビニ弁当に入っているお惣菜なら?となりますが、量が少なすぎる上に、マグネシウムは調理の過程でほとんど損失するため余り期待できません。やはり、和食中心の生活を送るのがベストと言えるでしょう。せっかく潤沢な栄養を取れるようになった日本人が、それまで持っていた高身長の条件の一つである、『マグネシウム』が潤沢な食事を忘れてしまっているのです。
何かをとって身長を伸ばそうとするのではなく、今の自分の食生活を見直していかないと、せっかくとった高身長への栄養素も無駄、もしくは逆効果になるかもしれない事を覚えておく必要があるでしょう。